キッチンソープや洗濯用として洗浄力の高く、泡立ちの良い石けんを用意して アレンジしていきましょう。
汚れを落とすための石けんとして作るので保湿力のあるオイルは使っていません。
直接手洗いで使用する時は石けんの種類を変えれば自分好みのものが作れますよ。
このレシピは少し少なめの量にしてあります。
材料
ココナッツオイル 500g
精製水 190cc
苛性ソーダ 92g
準備するもの
「手作り石けんの道具」を参考に。
作り方
「手作り石けんの作り方 -オリーブオイル石けん-」を参考に。
オリーブオイル石けんの時と違い、とても速くタネを型に入れるタイミング(トレース)になります。
参考:【作り方 4/5】:油と苛性ソーダ水溶液を混ぜて「石けんのタネ」を作る
のところで 20分間泡立てますが、その後 15分〜30分くらいの短い時間、放っておいた後 型入れできる状況になることもあるので こまめに様子を見てください。
ココナッツオイルは早めに固まりますので 型だしもカットも1日後でできると思います。
保存法
冷暗所で保存。作ってから1年以内が目安。
使い方
家事用ココナッツ石けんをベースにキッチンソープや
洗濯用石けんとして使用。
ポイント&コメント
この石けんは洗浄力や泡立ちを追求したもの。家事用洗剤としてピッタリ。
手袋をしてキッチンソープとして使うなら 下のレシピでOK!
キッチンでも洗濯でも直接手洗いの時は 手荒れの心配があるので別の石けんを使って液体化してみて下さいね。
市販の洗剤で手荒れがある場合、例えば「マルセイユ石けん」などでキッチンソープを作ると潤い感たっぷりに使用できると思いますよ。
洗濯機での使用だったらココナッツ石けんで○ですよ。
実は家事用の石けんを作ってみたいという気持ち以外に ココナッツオイル100%の石けんを顔や体で使ったらどうなるのか?という疑問に答えを出すため 我が身を実験台にしてみようというのが目的の一つでした。
なぜならココナッツオイルは泡立ちや硬さを出すためには必要なオイル。でも肌にはあまり優しくない・・・。私は肌に優しい潤い感のある石けんを作りたいので 入れたくないけど入れなくてはならないオイルがココナッツオイルなのです。
もちろん肌用の石けんには少量を使うわけですが どれほどのものなのか。
市販品の石けんに対してのデメリットである泡立ちや硬さを満足させるため量を増やすか、やはり少なめの配合にすべきか・・・。
試行錯誤です。
ココナッツオイル100%というのは無茶でしたが やはり顔も手もすぐに悲鳴をあげました。
ココナッツオイル配合、天然成分!と掲げるととても良い素材のようですが量を間違えると肌には厳しいものとなってしまうようです。
よって私の肌に使うレシピはココナッツオイルを控えめに軟らかめの仕上がりで肌への優しさ重視!となったのです。
【キッチンソープ】
材料:
家事用ココナッツ石けん 50g
熱湯 1.5カップ
ハチミツ 大さじ1
レモン精油 40滴
作り方:
- 石けんをできるだけ細かく刻む。(チーズおろし器でおろしてもよい。)
- 蓋 のついたガラスビンなどに[1]の刻んだ石けんとハチミツを入れ、上から熱湯を注ぎます。
粗熱が取れたら、精油で香りづけ。
- 一晩おいておくと 石けんが液体状になります。
寒い場所だと液体石けんが固くなりますが ココナッツオイルの性質なので問題ありません。
保存
冷暗所で保存。作ってから1年以内が目安。
【洗濯用石けん】
材料:(5kgくらいの洗濯もの/1回分)
家事用ココナッツ石けん 50g
重曹 1/4カップ
作り方:
- 石けんをできるだけ細かく刻む。(チーズおろし器でおろしてもよい。)
- [1]に重曹を混ぜる。
使い方:
洗濯機に洗濯用石けんを入れてから、水、または湯を入れる。
洗濯機を回し、石けんが溶けてから、洗濯ものを入れる。
保存
冷暗所で保存。作ってから1年以内が目安。
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